だって好きなんだもん☆
う〜……
でも…メアド聞くだけにアキラくんのところ行くのはさすがに迷惑だよね……
てゆーかもう接点がない……
ってことはアキラくんとももう会えないし話すこともできないの!?
「そんなのいやぁあ!!(泣)」
「たっだいま〜ぁ♪」
その声と同時に勢いよく部屋のドアが開いて、アタシはびっくりして飛び起きた。
「……ってなんだぁ。お姉ちゃんかぁ。びっくりしたなぁ」
「ちょっと!なんだとは何よー!!」
だってアキラくんのこと考えてたんだもん。
っつかなんでアタシの部屋で「ただいま」なの
いくら仲いいからってアタシの部屋を自分の部屋がわりにするのはさすがにやめてほしいな……
「ミーナ、今日どうだった?」
「ふぇ?!」
「アキラと放課後デート。」
「ほほっ…ほ放課後デートなんてっ!!」
「だってそうじゃん?」
お姉ちゃんには今日のことも昨日のことも話して(ってゆーか相談して)あるから、昨日からアタシは弄(いじ)られっぱなし。
『好きなんでしょ』とか『付き合っちゃえば〜?』とか昨日はいろいろ言われて…アタシも『違うもん』って返したけど、今日は…昨日とは違うんだ。
「お姉ちゃん…あのさぁ…」
「ん?」
「アタシ……アキラくんのこと………好きになっちゃった。」