だって好きなんだもん☆
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「お…おにぎりだけ見た目(だけ)うまくいった…っ!」
おにぎりもうまくいかなかったらどうしようと思ったぁ〜!!
どれどれ…美味しいかな??
ぱくっ…と作ったおにぎりを一口食べてみるアタシ。
!!!
「なにこれっ……!」
「え?なになに?どんな味だった??」
「すっ……ごく……」
「すっごく?」
「………………ビミョー………」
「…………」
ってゆーか…なんか…味、しない?ってかんじなんだけど………あれ?これ…あれ?
「さっすがミーナ!おにぎりの味ですらビミョーだとは……!!」
お姉ちゃあん…お願いちょっとはフォローして(泣)
「あらら…ほんとね。味しないわ。」
正直…だね……お母さん
いや、正直なのはいいことだよ、うん。
でも少しはフォローしてほしかったです。はい。
「でも大丈夫でしょ(たぶん)。普通に食べれるし」
と、お姉ちゃん。
「そうかなぁ……」
「ってゆーか、もう時間ないっしょ」
時計を見ながらお姉ちゃんは言った。
たしかに、時計を見るともう8時……ってヤバ!!
うちから(歩いて)30分かかるのに…学校ギリギリだぁ……
「んじゃ、これ持っていけばいーじゃん?まぁ大丈夫だよ!喜んでくれるって!」
「う〜…うん………」
こうしてミーナは、ビミョーなお弁当をアキラくんに渡すことになってしまったのだった………。