だって好きなんだもん☆
……あれ?
なんかどんどん……あの……ラブホ街に近付いて?きてる?ような気がするんだよね?
え?いや……まさか…まさかのまさか?
え?うっそ
“ミーナにはまだ早い”って……こーゆー意味!?
「え ちょ、な、な、あ、アキ、ラくん!?」
アタシが焦ってるのに気が付いたのか、アキラくんはこっちを向きながら、またさっきの意地悪な笑みを浮かべた。
ひぇ〜っ!あ、アタシ、中2で、もう大人の階段登っちゃうの!?
アタシら、まだ、付き合ってもないのにぃーっ!
「ミーナ、着いたけど」
つっ……ついにラブホ到着……?
「……あれ?」
ここ…ラブホじゃなくて……
……ゲーセンじゃん
ラブホ一歩手前の、小さなゲーセン。
あっ……アタシ、なんてゆー勘違いをっ……!
恥ずかしい気持ちに伴って、急に顔が火照った。
そして、そのアタシの反応に気が付いたアキラくん。
「あっれ〜?もしかしてミーナ、あっちだと思ったとか〜?」
ラブホ街の方を指差して言うアキラくんに、顔がますます火照るアタシ。
ってゆーか!フッツーは勘違いするでしょーよ!
はあ〜……やっぱりアキラくんには敵わないなぁ。