だって好きなんだもん☆

「さてと…もう12時だし、昼飯食いに行くか?」

「えっ…もう?」


本当だ。腕時計を見ると、もう12時をまわってる。

アキラくんとの過ごす時間が楽しくて、時間を忘れてた。


「どーする?ファミレスでも……」

「あーーーーっ!」


「…なんだよ大声出して」

「あ…あれはっ!」

「…あれ?」


あの人だかり…んでもってこのいいにおいは…間違いない!!


「ケーキバイキングだああぁあ!」


最近ここら辺でオープンしたってゆう…ケーキ食べながら他の(フツーのご飯とかの)ものが食べれて、しかもケーキが超絶品ってゆう幻(?)の……!

た、食べたいよぉ〜!!!


「入るか?」


もちろん!
是非とも入りたいけど…っ!

雑誌にかいてあった。


<絶対に好きな人の前では大食いしちゃいけない>

…って。


う〜……我慢我慢……



「ううんっ!あ、アタシ、あそこのカフェ行きたいなっっ!!」


せ、精一杯の笑顔…っ!


…あれ?

アキラくん…いま、ちょっと顔しかめた……?


「無理すんなって。こっちにはいりてーんだろ?」


「…へ?」


アキラくんはアタシの手を握り、アタシをケーキバイキングの方へと連れてった。


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