だって好きなんだもん☆


そして、アタシの肩にアキラくんは顎を乗っけた。


いや、痛いんですけど。圧力がかかって。

っていうか…アタシ、さっきから遊ばれてない?


そんなことを思っている隙に、アキラくんは、アタシの耳元まで口を近付けた。


心臓が…ドキドキうるさい。



ふー…


「っつ!?」


思わず、顔をグリッと横にした。だって、アキラくんが……今っ……


「あれー?ミーナ、耳弱いのか〜い?」


耳ふーってした!

耳ふーっってした!!!


パッと耳を押さえるアタシ。


今、アタシはアキラくんの膝の上に乗ってて、アタシが動くのを抵抗するかのようにアキラくんの腕がある。……つまり、後ろから抱き締められてる状態。


今の状態……心臓ヤバいです。

ってゆーか…危険な…体勢?



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