だって好きなんだもん☆
「―――ってゆーことだったんだけど……」
「ほぉー……♪」
たった今アタシの部屋で、杏奈ちゃんに、これまであったことを話した。
アキラくんとアタシの関係とか、お弁当のこと、アキラくんのこと……それに、昨日のお姉ちゃんの発言も含めて全部。
……杏奈ちゃんは、お姉ちゃんが言ったこと…どう思うかな……
「いーいなぁ〜ミーナ〜〜」
「……はぃ?」
いやいや、よくないでしょ。ってゆーか何が『いいなー』なの。
「あたしなんか、彼氏いない歴14年ですから〜!好きな人すらいないから〜〜!!」
え、あ、そっち!?
「あぁぁあ〜!!ミーナには追い越されまいと思ってたのにぃ〜〜っ!!」
「って、それどーゆー意味!?
…じゃなくて!アタシが聞きたいのは……」
「お姉ちゃんの発言デショ?」
アタシが言おうとした言葉を杏奈ちゃんが言う。
ってか、アタシが聞きたいこと、わかってたのかい。
「杏奈ちゃんは、どー思う?」
「うーん……アタシ的にはー――……」