君のNo.1 ~出逢い~


テンションが下がりかけたあたし達

口を開いたのは凉司だった


「あのさ俺のおじさんの別荘が海の近くにあるから、頼んでみる?」


みんなの視線が

いっせいに凉司に注がれた


「マジ?本当にいいの?」


皐は目をキラキラさせながら

凉司に何度も聞いた


「聞いてみないとわかんねぇけど、たぶん大丈夫だと思う。」


まだはっきり決まった訳じゃないのに

みんなすっかり行く気になってはしゃいだ


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