君のNo.1 ~出逢い~


「聖来はぶっきらぼうだけど、本当は良いヤツなのよ。」


なんとなくだけどわかる気がした

助けてくれた時に差しのべられた手は

暖かくて優しさてで溢れていたから


部屋に戻ってきた聖来君の手には

またお茶の入ったコップ


「ふん。」


とあたしの顔の前に差し出した

コップを受け取ってお礼を言った


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