君のNo.1 ~出逢い~
「で、ここから本題。いったいどうしたの?あの状況だと良くない事なのは確かだけど。」
あたしはゆっくり話し始めた
思い出したくないし
言葉にもしたくなかったけど
助けてくれた聖来君と絢さんには
話さなきゃいけないと思った
だけど言葉にすると
さっきの恐怖が蘇り体が震えた
こんなに男の人が怖いと思ったのは
初めてだった
「怖かったね。だけどもう大丈夫だから。」
絢さんは震えるあたしの体を
優しく抱きしめてくれた