君のNo.1 ~出逢い~


聖来君はあたしの手から荷物を取ると

駅へと歩き出した


「荷物ありがとう。」


「おぉ。」


相変わらずそっけない態度だけど

何も言わずに荷物を持ってくれたり

歩幅を合わせてくれたり

ちゃんとあたしがついてきてるか

時々振り返って様子をみてくれたり

さりげない優しさで溢れていた


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