学校の怪談
「その子…何処に住んでたんですか?」
「個人のプライバシーな事は教えれないわ」

このままじゃダメだ。信じてくれないかもしれないけど話すしかない。
「実は…俺と類は霊が見えるんです。…真由ちゃんの霊がまだ成仏できてなくて、成仏できる条件が親に気持ちを伝えるっていう事なんです…」

信じてくれるだろうか
「真由ちゃん…まだ居るの?」
先生はびっくりしながら言った。
「は…はい。」
「あぁ…」
先生は泣き出してしまった。
「先生!?」
「私…イジメの存在に気付けなくて…真由ちゃんはどれだけ、苦しい思いをしたか…」

「先生…」
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