学校の怪談
また自殺ですか…

この学校ヤバイんじゃねー?と素直に心で思った。

「そっか!ありがとうねっ!」

「晋之介、今夜プールに行ってみよう。」
「了ー解!」


部活の終了時刻もとっくに過ぎた。

「類、静かに行くよ」なるべく、足音をたてずにプールへ向かう。
「類…居たぞ。」

プールサイドに青白く光る男の人が座っていた。

挑発しないよう、優しく声をかけた。
「こんばんは。」

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