学校の怪談
幽霊先生桑原はまた、プールサイドに独り寂しく座っていた。

「先生。」
【あぁ、また君達か…何の用だ?もう…放っておいてくれよ…】
桑原は下をずっと見つめながら言う。

「先生!俺達に水泳を教えて下さい!水着持ってきましたから、今すぐ始めましょう!」
すると桑原先生はさっきは見せもしなかった、最高に嬉しそうな顔をして言った。
【本当に!?教えてほしいのか?この俺に】
「もちろんですよ~」「何の為に水着を持ってきたと思ってるんですか?」

【わかった!早速教えよう!】
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