学校の怪談
【足をゆっくりと動かすんだ。そうそう…うまいうまい!】

先生は類に丁寧に丁寧に背泳ぎを教える。

【次は、ビート板無しでやってみよう】
「ムッムリムリです!沈みます!」
【あははっ大丈夫!人間の体は浮くんだ!怖がる必要は無い。】


そして、30分もすると類は背泳ぎが出来るようになっていた。
「すごい!すごいです!先生!」

【まぁな、先生これでも選手だったんだ。】「見てわかりますよー」


この先生はいい先生だ。面白いし、優しいし、教え方も丁寧でとてもわかりやすい。
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