学校の怪談
連絡網を聞いて、俺と類は青ざめた。


「どうしよう…晋之介…俺等ヤバイよ…」
「大丈夫だよ、類。俺等は…悪く無い…と思う…」
「あいつ、地獄に逝くのをわかっていながらも、やってしまったんだね…」

「あぁ…」


何とも言えない後味の悪さ。


抱えきれない罪悪感。

どう、償えばいいのかわからないが、一生をかけて、どうにか償おう。


そう類と俺は決めた。
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