アタシだけの君♪



「...っ愛!!」

焦ってるトモの声がする。
...呼び捨てにすんなって言ったのに。


その声を聞いた瞬間、涙腺が緩んだ。

アタシはトモに背を向けて走った。
ただ、体育館から離れる事だけを考えて。




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