哀想。
窓から差し込む日差しが丁度良くて、ついウトウトしてしまう…。いちよう受験生なんだけどなぁ…。
高校…かぁ……

『グー………ぁてっっ!?』

空から降って来て私の頭にジャストミート。おかげで眠気は覚めた。
ピンクの可愛いメモ帳。

優亜からの手紙だった。

「今日の帰り家おいで☆」
私は家に帰るだけであの頭痛が絶えなかったので最近ではよく優亜の家に行っていた。

優亜なりに事情は知らないものの、気づかってくれていた。
遊ぶためにわざわざ呼んだわけでもなさそうだったし。受験生だしね。



優亜はいつも私優先だった。
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