不良君と私の恋愛物語
「なぁ。一樹~。どうした?」

誠人クンが聞く。

「あ?いつものだよ。」

一樹が言った。

「あぁ。親?」

「マジうるさいから。今日だってずーっと言ってんの。勉強してるっつーの。」

「継げってか?」

「はぁ。ぜってーやだし。」

「まぁしょーがねーんじゃん?」

「しょーがなくねーし!ウザイんだよ。親なんかいらねーよ。」

その言葉にどうしても黙っていられなくなった。

「そっそんな事言っちゃダメだよ。」

急に口を出して来た私にみんなびっくりしてる。

けど、一樹は違った。


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