不良君と私の恋愛物語
「冴子?俺。一樹。昨日の事謝りたくて…。ドア開けてくれないか?」

しーん…

返事がない。

「出かけてるのかもしれないよ?」

美里が言った。

「いや…。どうだろう…。」

ちょっと胸騒ぎがしてドアに手をかけた。

ガチャッ

「開いた…。」

「冴子~?入るよ?」

2人で中に入った。

入口ののれんを潜ると。

「冴子っ?!」

そこには床に倒れてる冴子がいた。

「冴子?!大丈夫か?!」

冴子の体を起した。

「熱いな…。」

「どうしよう…。」

「医者呼ぶから、美里は氷枕買って来て。」

「分かった!」

美里が慌ただしく出てった。



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