不良君と私の恋愛物語
俺は冴子をベッドへと移動させた。

軽いな…。

ちゃんとご飯食べてるのか?

良く行っている病院の医者を呼んだ。

しばらくすると呼んだ医者が来た。

「急に呼んですまない。」

「いえ。加藤様。そちらの方ですか?」

「そう。来たら倒れてた。」

「そうですか…。」

見てもらってる間、部屋を見渡した。

殺風景な部屋。

特にこれと言ったものはナイ。

「はぁ…。」

自分が言ってしまった事に強く後悔をした。

「加藤様。」

「ああ。どうだった?」

「脱水症状が出てます。水分を取らせてください。それと栄養のあるものを…。解熱の注射をしたので、しばらくすると落ち着いてくるでしょう。」

「分かった。ありがとう。」

「いえ。明日になっても良くならなかったらまた呼んでください。」

「分かった。」



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