不良君と私の恋愛物語
再び目が覚めたのは夕方だった。

「一樹…?」

帰っちゃったかな…。

「はぁ…。」

帰っても平気なんて言ったの私だもんね…。

水飲むかな…。

ベッドから出て台所に向かった。

「あ…。」

一樹…。

まだ居てくれたんだ。

「起きて平気?もう大丈夫?」

「うん。平気だよ。ありがとう。」

「そっか。ほら、お粥作ったから。」

「え~?作ってくれたの?料理出来るんだっ!」

「一人暮らししてんだから料理くらいできるつーの(笑)」

「そっ?(笑)ありがと!」

「座って。食べな。」

「うん。ありがと!」

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