不良君と私の恋愛物語
この部屋で誰かにご飯作ってもらうなんて。

幸せだなぁ~。

「何ニヤニヤしてんだよ(笑)」

「だって~。幸せだなぁって。」

「……そ、そうか!」

「あっ!照れてる!?照れてるでしょー!!」

「う、うるさいっ!早く食え!」

「は~い!(笑)」

ふふっ

照れてる一樹も可愛いなぁ~。


「美味しいっ!ありがと!いつもバイト先の店長に店の余りもらってたから。」

「そっか。」

「美味しい…。」

幸せの味がする…。

「冴子。」

「ん?」

「風邪治ったらさ。どっか行くか?」

「ホント?!うん!行くっ!夏休み終わっちゃうもん…!あ、どこが良いかなっ!あそこも良いしなぁ…。あっ!やっぱあっちかな…。」



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