不良君と私の恋愛物語
「取りあえず帰るけど、大丈夫?」

「うん。もう平気だよ?」

「なんかあったら絶対電話しろよ?すぐ来るから。」

「うん。ありがと。」

玄関で一樹を見送る。

「一樹。ありがとね?」

ちょっとさみしいけど…。

「そんな事されると帰りたくなくなるよ…。」

「え…?」

ヤダ!無意識に一樹の洋服掴んでた…。

「あっ。ごめっ…。」

一樹に腕を引っ張られ抱き締められた。

「冴子。好きだよ。ずーっと。」

「私も…。」

しばらくして一樹は帰っていった。

しーんとしてる部屋にペタンと座り込んだ。

はぁ…。

幸せな時間だったなぁ…。

あ!美里に知らせなきゃっ!!

美里に電話をかけた。


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