不良君と私の恋愛物語
「これが観覧車かぁ!テレビとかで見てたやつっ!」

「上に近付くにつれて夜景がキレイに見えるよ。」

「うわぁ。楽しみ~!」

観覧車はゆっくりだけど、でも確実にてっぺんまで近付いてる。

「夜景キレイだね~。」

「うん。」

「一樹~。」

「ん?」

「今日は、ありがとうね?すごーく楽しかったよ。」

「俺も楽しかったよ。」

「良かったっ。」

ふふっと一樹を見た時。

一樹の視線とぶつかった。

「冴子。」

そう言うと一樹は優しく私にキスをした。

「観覧車。これも夢だったかなって。」

赤面する私に言った。



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