不良君と私の恋愛物語
「一樹ぃ~…。」

「な、泣くなよっ!」

「嬉し泣きだから良いのぉ~!!」

そう言った私にもう一度キスをした。

「冴子ずーっと一緒にいような。」

「うん…!大好き。」

私はこれから先もずーっと平和に静かな幸せをかみ締めて過ごして行くんだって思ってた。

思ってたのに…。

どうして神様はそんなに意地悪なの…?

私は幸せになっちゃいけないの…?

私から幸せを吸い取らないで……―――







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