不良君と私の恋愛物語
「どうせ今は友達いてもお前は一人になるのにな。」

そう言われて私の歩く足は止まってしまった。

「そんな事ないっ!私は冴子の味方だもん。適当な事言わないで!」

美里が元カレに向かって叫んだ。

「それにっ!あなたとは違って素敵な彼氏が支えてるんだから。あなたと一緒にしないで。」

「へぇ~。彼氏いるんだ?可愛くなったし、また俺と付きあわね?」

ふざけて言ってくる。
「私に…。私に構わないでっ!」

「お前の。」

「え…?」

「お前の過去知ってんの?」

「……。」

「知ってて支えてくれてるんだから!ほっといてあげて!」

美里が言った。



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