不良君と私の恋愛物語
そういえば、2回目だっけ。

この部屋に来るの。

あの時はこんな風になるなんて思ってなかったなぁ~。

「冴子。足出して。」

「大丈夫だよっ。」

「いいから。出しなさい。」

「ハイ…。」

湿布を貼ってくれた。

ヒンヤリ気持ち良い。

「手も。消毒しないと。」

「うん…。」

ちょっとしみたけど、我慢我慢…。

「色々とありがとね…?」

「どういたしまして!」

ニコッと笑う一樹。

やっぱこの笑顔は安心するなぁ…。




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