不良君と私の恋愛物語
「冴子。好きだよ…。」

首筋に顔を埋める。

「ひゃあっ!んっ…一樹っ…!」

「冴子、可愛い…。」

耳まで真っ赤…。

「か、一樹…。みんな居るから…。」

「じゃあ居なきゃ良いの?」

「そっそうじゃなくて…。んっ痛…。」

「印、付けた。」

「印…?」

「そっ。俺の女って意味の印だよ。見てみ?」

そう言って鏡を渡した。

「ホントだ…。恥ずかしいね…。」

顔を赤らめながら鏡を見てる冴子。

ギュッと後ろから抱き付いた。

「今はこの辺にしとくよ。次は覚悟しとけよ?」

「……っ!」

耳がさらに赤くなる。


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