不良君と私の恋愛物語
これってチャンスなんじゃない?

「あっ!私行きたいトコあるんだぁっ!ねっ!別行動しない!?」

突然の発言にみんな驚いた。

「ねっ!一樹行こっ☆」

半ば強引に一樹の手を引いて歩き出した。

美里にウィンクをすると、パクパクと口を動かして〈ありがと〉と言った。

だいぶ離れたから、もう良いかなっ!っと思ったら。

「冴子。あいつらくっつけようとしてるの?」

って聞いてきた。

「バレた?(笑)」

バレバレだったかなぁ(笑)

「あいつらは大丈夫だよ。誠人は今日美里に告るって言ってたからよ。」

「ふーん。…って、えぇ~!?」

でも良かった☆両思いなんじゃんっ!!



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