不良君と私の恋愛物語
「あっ。もうすぐ花火大会始まるね!」

「おう。」

ピュ~…ドッカーン

「キレー…。」

「うん。冴子?」

「ん?聞こえないよ~?」

背伸びをすると。

一樹に唇を奪われた。

突然の出来事に驚く私。

「来年も一緒に見に来ような。」

優しく微笑む一樹。

うん、とうなずいて笑顔を見せた。

夏休みも終わりかぁ…。

会えるのもバイトがあるし、夜だけか…。

花火大会も終わり、美里と誠人クンを待ってると。

「おーい!」

遠くから聞こえて来る声。

あっ!美里と誠人クン…手繋いでるじゃんっ!!

「めでたくカップルになりました♪」

なんて言いながら繋いだ手を見せつける2人。




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