不良君と私の恋愛物語

お泊り

「おじゃましま~す…。」

何回も来てるのに、緊張しちゃう…。

来る前にコンビニでお泊まりグッズ買った時、すごーく恥ずかしかったのに一樹は普通な顔してた…。

「何改まっちゃってんの(笑)」

笑われたぁ…!!

「浴衣だとあれだから、俺のこれ着な。」

Tシャツとスエットのズボンを渡して来た。

「ありがと…。」

「風呂入ってくれば?」

ドキッ

「えっ?!」

「覗かねーから大丈夫だって(笑)」

「バ、バカ!!」

もぉ…!!

いちいち緊張するこの心臓なんとかしてっ!




はぁ~…。

湯船に漬かってのんびり…。

って!

のんびりじゃないよぉぉ…。

やっぱりするのかな…?

怖いケド…。

でも、一樹なら良いかなってどこかで思ってたりするんだよね…。



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