不良君と私の恋愛物語
「ちょっと!なんで急に来んだよ!先客だよ!」

玄関が慌ただしくなってきた。

「ちょっ!おいっ!」

バタバタと誰かが入って来た。

「あらっ。こんにちは。一樹の彼女?」

現れたのは一樹のお母さんらしき人だった。

「はっ初めまして!田中冴子です…!!」

取りあえず挨拶…。

「一樹の母です。突然ごめんなさいね?」

「いえっ!」

キレイな人だった。

一樹がカッコいいのも良く分かるわ~!

「あなたね?」

突然一樹ママが言った。

「えっ?!」

何かしたっ!?

「あなたが一樹を変えてくれたのね!ありがとう。」

かしこまって一樹ママが私に言った。




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