不良君と私の恋愛物語
「いえっ!!!変えただなんて…。変えてもらったのは私の方で…。」

急にそんな事言われるもんだからびっくりしちゃうよ…。

「ちょっと飲み物取って来るから座ってて。」

一樹は部屋を出てってしまった。

「冴子さん。あなた両親は?」

ドキッ

なんでそんな事聞いて来るの?

「えっと…。両親はいません。」

戸惑いながらもホントの事を言った。

「亡くなられてるのかしら?」

「いえ…。施設で育ったので…。」

そう言うと、えっ?!っという顔で私を見た。

そして小さくため息をついて口を開いた。












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