不良君と私の恋愛物語

クリスマス

ついに。

来てしまった。

楽しみにしてたクリスマス。

来なくて欲しかったクリスマス。

私は一樹をお別れをしなくちゃいけない‥。





-―――――――――――――

件名:今から

行くね。

―――――――――――――

相変わらずシンプルなメール。

今日、24日。クリスマスイブ。

一樹の家に泊まることになってる。

これで最後のお泊りだって思うと、なかなか家から出れないでいる‥。

一生懸命選んだクリスマスプレゼントを握り締めている。

これを渡したら終わりになっちゃうのかな‥?

一樹は終わりだって、私の事キライになってくれるかな‥?

私は‥‥。

多分‥。







一生スキだよ‥。
< 191 / 257 >

この作品をシェア

pagetop