不良君と私の恋愛物語
ピンポーン
「遅いぞ~!」
ちょっとご機嫌斜めな一樹。
「ごめん、ごめん(笑)」
終わりにしたくないから、家から出れなかったなんて言えない‥。
「ん?元気ないんじゃない?」
いつものように顔を覗いてくる一樹。
「そんなことないよー!それにしても今日も寒いねっ!」
「冬だもんなー(笑)」
ぽんぽんと頭をなでた。
「ホント寒いのキライだな?」
「うん。雪国育ちの癖にね(笑)」
東京なんて新潟に比べれば雪なんか全然少ないのにね?
寒いのはきっと、私の心の中だよ‥。
「今日はレストラン予約してるから。」
「えっ?」
「だって、クリスマスだろ?」
ニコって笑う一樹がまぶしくて、涙が出そうになった。
「そうだね!楽しみだなっ!」
まだ泣いちゃダメなんだよ。
まだ早いよ。
今日は楽しまなくちゃいけないんだから‥。
「遅いぞ~!」
ちょっとご機嫌斜めな一樹。
「ごめん、ごめん(笑)」
終わりにしたくないから、家から出れなかったなんて言えない‥。
「ん?元気ないんじゃない?」
いつものように顔を覗いてくる一樹。
「そんなことないよー!それにしても今日も寒いねっ!」
「冬だもんなー(笑)」
ぽんぽんと頭をなでた。
「ホント寒いのキライだな?」
「うん。雪国育ちの癖にね(笑)」
東京なんて新潟に比べれば雪なんか全然少ないのにね?
寒いのはきっと、私の心の中だよ‥。
「今日はレストラン予約してるから。」
「えっ?」
「だって、クリスマスだろ?」
ニコって笑う一樹がまぶしくて、涙が出そうになった。
「そうだね!楽しみだなっ!」
まだ泣いちゃダメなんだよ。
まだ早いよ。
今日は楽しまなくちゃいけないんだから‥。