不良君と私の恋愛物語
「ん‥、あれ?朝‥?」

カーテンの隙間から明るい光が入ってきていた。

「おはよ。」

「おはよー‥。」

眠い‥。

目をこすると何か当たった。

何?

手を見てみると。

そこにはキレイに光る指輪がはまってた。

「えっ‥?!か、一樹!これ!?」

「気づいた?クリスマスプレゼントだよ。」

「っ!!」

指輪なんてもらったことない‥。

自然と涙がこぼれていた。

「ありがと‥!ありがと‥!」

いつものようにポンポンと頭を撫でた。

「その指は俺のモノ。」

左手の薬指‥‥。

「大学、推薦で合格したんだ。だから、大学卒業したら迎えに行くよ。」

ギュッと抱きしめられた。

「‥‥‥‥っ!」

答えられなかった。

ただ涙しか出てこなかった。



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