不良君と私の恋愛物語
罠
あれから美里は一樹の話をしなくなった。
もちろん私から話することもない。
何となく気まずくて一緒にいる時間も少なくなってしまった。
私が一方的に避けてるみたいな感じなんだけど…。
別れてから1ヶ月ちょっと経って、2月を過ぎていた。
相変わらず私は食欲なくて体力も相当落ちていた。
学校は休みがちになっていったけど、バイトだけはちゃんとこなしていた。
バイトしないと生活出来ないもんね…。
バイト帰りにトボトボ歩いてると。
「田中冴子チャン?」
知らない男が声をかけてきた。
「はい?」
振り向くとガシッと腕を掴まれた。
「ごめんねー。ちょっと良ーい?」
返事する間もなくズルズルと引きずられながら連れてかれてしまった。
もちろん私から話することもない。
何となく気まずくて一緒にいる時間も少なくなってしまった。
私が一方的に避けてるみたいな感じなんだけど…。
別れてから1ヶ月ちょっと経って、2月を過ぎていた。
相変わらず私は食欲なくて体力も相当落ちていた。
学校は休みがちになっていったけど、バイトだけはちゃんとこなしていた。
バイトしないと生活出来ないもんね…。
バイト帰りにトボトボ歩いてると。
「田中冴子チャン?」
知らない男が声をかけてきた。
「はい?」
振り向くとガシッと腕を掴まれた。
「ごめんねー。ちょっと良ーい?」
返事する間もなくズルズルと引きずられながら連れてかれてしまった。