不良君と私の恋愛物語
出会わせてくれた美里に感謝してもしきれないね。

いつも色々と助けてくれる誠人クンと聡クンにも感謝しなくちゃだね。

今回の事も、お世話になりっぱなしだったもんね。

これからまた色々とあるかもしれない。

でも、隣に一樹がいれば乗り越えられる気がする。

一樹を幸せにしてあげたい。

そう思えるって、やっぱり自分が今幸せだからなんだろうなぁ~って思うんだよね。




「一樹。」

「ん?」

「大好きだよ。」

「知ってる。」

「何それ(笑)」

「でも、俺のほうが好きだし。」

ギュッとつないでた手を握り締める。

「ずっと離れないで側にいてね…?」

立ち止まると、ゆっくり優しく抱き締められた。

「当たり前。冴子がいないとダメだから…。」

「ありがと…。」

そしてキスをした。









私は、今すごく幸せです。









end…
< 256 / 257 >

この作品をシェア

pagetop