不良君と私の恋愛物語
海。

さすがに夏休みってだけあって観光客がいっぱいいた。

「すごい人だねー!」

「この辺でいーい??」

「そうだな~!」

私達はパラソルを広げた。

「さーてと!美里チャンっ!冴子チャンっ!早くパーカーを脱いで水着をお披露目してくださいなっっ!」

聡クンが言った。

水着ぃ…。

見せたくないなぁ…。

「じゃーん☆」

美里は早々にパーカー脱いでしまった。

「おぉっ!いいねぇっ!ビキニ最高っ!」

っと誠人クン。

美里はちょっと照れくさそうだけどうれしそうだった。

「ほらっ!冴子もっ!」

美里に促され仕方なく脱いだ。

「「おぉ~!いいねぇっ!」」

誠人クンと聡クンが声を合わせて言った。

「いいんじゃん?」

一樹は素っ気なく言った。



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