不良君と私の恋愛物語
今!

冴子の声が聞えた!

声がする方に行くと建物があった。

この裏か…?

走って行くと…。

冴子が男に囲まれていた。

その光景が出会った日と同じようだった。

「お前ら。俺の大事な連れに何してくれちゃってんの?」

「んじゃ。取り換えしてみれば?」

挑発的な奴ら。

「かかってこいよ。」

「じゃ。遠慮なく。」

そう言うと俺は容赦なく殴り始めた。

しばらくすると誠人と聡が加わった。

10分後。

奴等は逃げて行った。

だから。

弱い癖につっかかってくんなっつーの。


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