不良君と私の恋愛物語

図書館

沖縄旅行から帰ってから、私と一樹はたまに2人で会う事があった。

一樹は高校3年生で受験生だから図書館で勉強をよくしていた。

バイトまでの時間度々私は一緒に過ごす事が多くなった。

「図書館はクーラー効いてて心地よいね~。」

私は机に頭を伏せながら一樹の方を見て言った。

「んー。だな。」

参考書を眺めながら手を動かして答える一樹。

「眠っ…。」

あくびをする私。

「お前…。勉強してる人の前であくびするかよ…。」

なんて言いながらちょっと笑ってる。

「んー。ごめん(笑)」

「バイトのし過ぎじゃないの?」

「そんな事ないよー。」

「なら良いけど…。」

バイトはほどほどにしてるつもり。

でも働かないと生活出来ないからね…。

しばらくすると私は寝てしまった。


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