神消し
加賀「ほんまー??」
博「あぁ。」
加賀「ほんまにほんまかぃな?」
博「あぁ。」
加賀「ほんまに最高にマジでぇ?」
博「……しつこい!!何回言えば気が済むんだよ!だいたい誰に会ったかなんてどーでもいいだろッ!」加賀「せやけどなー、博から変な匂いすんねん。」
博「失礼なッ俺は毎日風呂入ってる!!」
加賀「ちゃうてー!そやのーて何や、人間ぽくない?つーんかなぁ?」
博「?何だよそれ?」
加賀「せやからー……もぅえぇゎー。考えて言うのが面倒やー。」
博「」
加賀のこういったところはいつものことなので博も対して気にしなかった。それに博は眠気で考える余裕もなかった。
加賀「あっ!もぅこんな時間かいなッ!?そろそろ帰らんと!じゃっ!博やんまた明日なッ!」
開けっ放しの窓から加賀は自室に戻った。博が窓を閉めようとすると窓ごしに加賀が現われた。
加賀「博やん!カズキちゃんによろしゅーなッvvv」博「ハイハイ…。」
二人は同時に窓を閉めた。やっと寝れるといったような安堵感の現われた表情をした博は電気に手をかけた。その時また博は由清を思い出した。
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