神消し
「よぉっ!」
と客人は言った。
その途端に
『あ!!』
と博とカズキは叫んだ。何とそこには一昨日の自殺未遂男…由清がいた。
博「なんでッ!いっいるんだ?おまえ!?!?」
と博が言うと
由清「おまえ中学生だろ。英語より日本語勉強しなおした方がいいと思うぞ。」と、またあの冷ややかな目付きで笑いながら博に言い放った。
博「うっ!うるさっ…」
博が反論しようとしたら加賀が口を挟んだ。
加賀「あんさん誰や?博やんとカズキちゃんの知り合いかいな?俺は加賀佑一や。博やんの幼なじみっちゅーやつや!」
由清「………興味ない!!」
加賀「がーーーーッ!!!何やぁ!?かわえぇ顔して失礼なやっちゃなぁっ!」由清「本当のことを言ったまでだ。」
博「おいおい、二人ともその辺にしとけって」
不本意に思いつつも博は二人をなだめた。母親も由清のことが知りたそうだったが長くなるのでケーキだけ持って全員で二階に上がることにした。
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