神消し
あきれ顔で加賀が言った。
加賀「はー…。由清ちゃんのオカンもすごいことすんなぁ。」
4人はここで一時休憩をとった。

加賀「あーーッッ!!明日から山登りかいなーッ!!」
加賀は一人博の家の屋根に登っていた。
作戦はそう難しくはなかった。要するに朝の2時には神社に行き、山を登ればいいだけだ。しかし山登りは明らかに面倒すぎる事なのだ。
博「加賀?」
下から博があらわれた。
加賀「何や博やんー?来てもため息しかあげれんでぇ?」
博「いや、ほしくねーから。」
加賀「なぁ、博やん。博やんは何で山登りが好きなん?」
唐突な質問に面食らった。博「えっ!?………んー何でだろう……?……強いて言うなら広大な自然と清々しい風!!かな?」
加賀「………さむぅ。」
博「お前から聞いておいてその反応は何だ!」
その時カズキも下からあがってきた。
カズキ「何してるんです?由清さんが探していましたよ?」
加賀「おー、カズキっち!カズキっちは山登り楽しみか?」
カズキ「普段山登りすることないから楽しみですよ!」
三人は屋根から降り、部屋に戻った。
由清「さっそくだがこれがお前らの武器だ。」
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