神消し
次の日、博は昨日登山が出来なかったためまた祖父の家にむかった。祖父の家に行くまでに近い学校の前を通りかかった。
博(運動部頑張ってんなぁ…。)
そう思ったとき一人の少年が博のところに走り寄ってきた。
「博先輩、また登山ですか?」
博「あぁ、そうゆうお前はサッカー部の練習か?」
「えぇ、今休憩中ですけど。」
このサッカー少年は皆神・F・カズキ。母親がアメリカ人で髪の毛は薄いプラチナブロンド。瞳は茶色がかっている。本人はさほど気にしてはいないが母親ゆずりの綺麗な女顔は男子のからかいのネタだ。
博「夏休みなのに頑張るよなぁ。」
カズキ「今の楽しみはこれだけですし。それより博先輩は受験勉強しなくていいんですか?」
博「ヤなこと言うなよ!せっかく忘れてたのにッ!」カズキ「あははッ!博先輩言わなかったらギリギリまで勉強しないじゃなぃですか。」
こんな日常的な会話を楽しみ博は登山に向かい、カズキは練習に戻った。
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