神消し
博「それに俺、加賀ょか逃げてはねぇし。」
そのことばを聞き加賀が木の上から叫んだ。
加賀「なんやー!?俺がビビリっちゅーんかぃッ!?」
博「普通木の上まで逃げたりしねーだろ。」
カズキが二人に対して悪気なくキツイことばを口にした。
カズキ「ゴジュッポヒャッポ(五十歩百歩)ってこうゆうことを言うんですね!」
二人は少し気まずい顔をした。
由清「まずいな……。」
ポツリと聞こえたそのことばに三人は反応した。
博「何かあったのか?」
加賀「今更やねんけどあんたホンマに由清ちゃんなん?」
カズキ「加賀先輩、少しシー…です。」
加賀「なんや、俺お荷物かいな…。」
カズキ「勝手に落ち込まないで下さいよ少しの間だけ話の腰を折らないでもらえたらいいんです。」
加賀「カズキっちは優しいなぁ!!」
由清「一生黙ってろ。」
加賀「由清ちゃんは厳しいなぁー」
博「それより!何がマズイんだ!?」
やっと本題に入れて由清は内心ホッとした。
博は岩影からでて加賀は木から降りた。
深刻な顔をする由清。
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