【企】笑う角には愛がある?!
あたしは手に持っていたバッグを投げ捨てるように置いて、じゅんちゃんの隣に座った。


「いただきまあす。」

あたしは女の子であることを忘れたかのように、ケーキを口に入れた。

じゅんちゃんは甘いミルクティーを飲みながらあたしの方を見ていた。



「はうあ~、幸せ・・・。」

あたしは小さな溜め息をもらしてた。


「エナは本当、ケーキ好きだよな!」


「女の子はみんな好きだもん!」

じゅんちゃんは『そうだな』と言って笑った。
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