【企】笑う角には愛がある?!
そして、


「俺の分も食うか?」

と微笑んだ。


あたしは嬉しくなって、何て答えればいいのかわからなくなってしまう。



「先に着替えてくるから待ってて!!」

そう言い残し、急いで階段を駆け上がる。


部屋に入り、緩んだ顔を両手で抑えた。


「じゅんちゃん、覚えててくれたんだ・・・。」


嬉しさのあまり、涙が出そうになった。

でも、そこをこらえてじゅんちゃんとおそろいの(勝手におそろいにした)ピンクのジャージに着替えた。

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