春が来るまで…
学校から喜美の家までの道のりに、小さな公園があった。




僕たちは、そこでブランコに乗ったりシーソーに乗ったりしながら色んな話をした。




喜美の家族の話。




僕の家族の話。




小学校の頃の話…。




まだ十三年しか生きてない僕らにも、尽きない程の思い出話があった。
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