春が来るまで…
僕たちはリビングに通された。




『散らかってる』なんてお母さんは言っていたけど、そこはとても綺麗に整頓され、とても居心地が良かった。




お母さんは五人分のお茶をいれて出してくれた。




机には、お母さんとお父さん。対面に先生と喜美と僕が並んで座った。




大きな一枚板の素敵な座卓だった。




ここにいる全員が緊張していた…。
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